地元のお店に入ってみよう!

昨日、本を買いたくて秋田市内のとある書店に入った。
図書館で貸しているような本でもなく、
大手通信販売サイトを利用しようかとも思ったが、
地元のお店で買って地元が潤って秋田に税収が入ることを微弱ながらも意識したいと思い、
とある書店に入った。
その書店は私が子どもの頃(40年近く前)にはすでに存在していた書店で、
本が売れない時代、そして大手通信販売サイトの隆盛によって次々と書店がなくなっていく中で、
秋田市内で連綿と商売を続けている書店である。
まだ行ったことがない支店をのぞいてみようと思って昨日行ってみた。

書店に入ったのは久々だったかもしれない。
全国に展開しているような大手書店とはまた違う雰囲気で新鮮である。
私が子どもの頃のようにやはり子ども向け、若者向けの商品が充実しているような気がする。
私が子どもの頃はファミコンのカセットや一枚20円のトレーディングカードなどが販売されていて、
そんなのを熱心に買ったりしたものだった。
今は中学生や高校生が関心を持つような文房具や雑貨が充実していて、
トレーディングカードも販売されていた。
思えば学習参考書や問題集などは図書館で借りるようなものではなく買うしかないものであるが、
(買わなかったら書き込みやマーカーで線を引くといったことができない)
今の書店の主力商品は学習図書なのかもしれない。
書店を見渡してみると、学生向けの参考書や資格試験の参考書などが大きな一角を占めているし、
次にマンガが一角を占めていて、雑誌類がさらにもう一角を占めている。
参考書、マンガ、雑誌、どれも図書館で借りるようなものではないかもしれないと思ったときに、
図書館と一般書店での不思議な棲み分けがいつの間にかできているのかもしれないと思ったりした。
逆に言えば、今の出版社のお得意先は図書館であって、
全国の図書館に買ってもらうことで出版社は成り立っているのかもしれない。

今も昔も本屋とは子どもたち若者たちが買いにくるところであることは変わっていないようだ。
マンガコーナーを見て、絵柄は最近の画風らしく変わっているが、
多分そこで描かれているテーマは変わっていないのだろう。
人間の生きざまや感情といったテーマは変わっていないんだろうと勝手に想像する。
文房具が充実しているあたり、
昔よりも今の若者の方が勉強しているのかもしれない。
文房具なんてどこで買っていたかも忘れてしまったが、
当時は中学校高校には学内に売店があったもので、そんなところで文房具を買っていたようにも思うが、
今はどんなものだろうか。

お目当ての本は無事に見つけることができた。
会計をクレジットカードで払おうとしたら、
店員さんは慣れていない様子で、決済までに時間がかかった。
たぶん、あまりクレジットカードで払う人がいないのかもしれないし、
思えば子どもや若者がクレジットカードを持っているわけもない。
子どもたち若者たちがやはり集っているのかもしれないと思ったりした。

最近は通信販売が花盛りであるが、
お店で買うというリアルな感覚はやはりいいものである。
商品現物を見られるだけではなく、お店の空気を感じるだけでも、
私たちは何か生きているという実感を感じられるような気がする。
もちろん、通信販売であればありとあらゆるものを検索できて、
秋田では販売されていないようなものが見つかることも事実で、
どちらも一長一短ではあるが、
まずは地元のお店をのぞいてみて、それでもなかったら通信販売
というのがいいのかもしれない。
(もちろん値段が安い方がいいことも確かではあるが)

またコロナウイルスが流行をし出している。
リアルな人間同士の交流を阻害するという意味でも
コロナウイルスというのはきわめて重大な問題である。
私たちは人間同士のふれあいの中で生きている。
オンラインではなかなか伝わらない生の雰囲気はあるもので、
最終的に私たちは会って交流することで何かを感じることができるだろう。
これからも地元のお店をのぞいていきたいと思っている。

◆今日の写真
今日は雨が止んだ。
しかし、雲は厚い。

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